osusu_2014_0305_04

1 :@@@ハリケーン@@@φ ★:2014/03/02(日) 19:54:47.32 ID:???

CEOたるもの、いろいろなことを気にかけなければいけません。特に重要なのはおそらく、時間の使い方でしょう。フォーチュン500企業であれ新興企業であれ、CEOにはやるべきことがたくさんあります。そして、世界経済のただなかにあっては、1秒たりとも無駄にはできません。 

 起業したばかりのころ、原文筆者はチームのメンバーに、よく小説のようなメールを送っていました。そのせいで、長々としたメールのやりとりが延々と続き、筆者とチームメンバーたちの時間がおおいに無駄になってしまいました。ほどなくして筆者は、「ゴミを省く」ことを学び、本当に伝えたい1つか2つの大切なポイントだけに要点を絞るようになりました。 



■長すぎるメールは読めない。簡潔にすること

 メールのやりとりに時間を費やすのは、生産的とはいえません。ちなみに、もっと非生産的なのは長電話をすることです。 

 筆者個人は、CEOの経験はまだ数年しかありませんが、会長や経営陣は国際的なビジネス経験が豊富で、CEOや経営幹部としての経験は、合わせて30年以上にもなります。彼らとのコミュニケーションを教訓に、筆者はメールの書き方を変え、いっそう簡潔に書くようになりました。 
時には、単語1つで終わるメールもあるほどです。

 手はじめとして確実な方法は、筆者が「ゴミ」と呼ぶ内容を省くことです。ここで、その例を見てみましょう。 


 こんにちは、アンドリュー。ある興味深い機会についてお伝えしたいと思い、メールさせていただきました(ゴミ! 前置きはいいから、すぐに本題に入ること。「こんにちは」も不要。『AOL Instant Messenger』じゃないんだから!)。お目にかかれて光栄です。 
 ABC社のジョン・スミスです(いつ会ったの?)。あなたのこれまでのお仕事をじっくり拝見させていただきました。あなたと一緒なら、すばらしい仕事ができると思っています(ゴミ! おべっかを使う人は好かれません。読み手の時間を無駄にするだけです。このメールを読みはじめてから、まだ5秒しか経っていませんが、もう削除したくなりました)。弊社はニューヨークにあり、創設者はx、y、zです(ゴミ! 申し訳ありませんが、どうでも 
 いいです。私の時間を無駄にしないでください)。弊社は現在、Xを手がけています(やっと本題)。弊社のサービスはFacebookよりも優れています。というのも、かくかくしかじか 
 (ゴミ! 判断はこちらがします)。世間でXといわれているのは承知していますが、私どもはそうではなく、Yと考えています(ゴミ! あなたは何を手伝ってくれるのか、あるいは私は何を手伝えるのか?)。一度、電話でお話しする機会をいただけたらと思います(たぶん、実現しないでしょう)。 
 
 (>>2へ続く)